大腸ポリープが見つかった場合は?
大腸カメラ検査により、大腸ポリープが見つかった場合には、大きさや種類にもよりますがその場で切除することが可能です。大腸ポリープ切除は日帰りで受けられ、採取した組織は組織検査(生検)を行って詳細に確認します。
大腸がんの予防に繋がります
大腸ポリープとは、大腸の粘膜にできるポリープのことで、一部が大腸がんに進展する恐れがあるとされています。大腸がんは必ずポリープを経てがん化するため、ポリープの段階で切除しておけば大腸がんが予防できるというわけなのです。
クリップをかけて出血を抑えます
内視鏡的切除により大腸ポリープを取る時には、必ず患部にクリップをかけて出血を抑えるようにしています。小さなクリップを使用しますので、1ヶ月程度で排泄されます。
大腸ポリープの流れ
1.生理食塩水を注入
大腸ポリープの下に生理食塩水を注入して、持ち上げます
2.ワイヤーをかける
持ち上げた大腸ポリープにワイヤーをかけます
3.通電・切除
ワイヤーに電気を流して切除します。
4.組織検査(生検)
切除した大腸ポリープを回収して、組織検査(生検)を行います。